路線紹介-山川の温泉地-谷関

台中のクラシックなサイクリングルート、大三元の他に、温泉地の谷関もリストに必ず入れてください!

台湾の有名な温泉旅行地の一つ「谷関風景特定区」は、和平区博愛村に位置し、元はタイヤル族の居住地で、標高約800メートルです。大甲渓沿いの谷関は地形が険しく、山々が屹立しています。谷関の貴重な天然資源は温泉で、山麓から湧き出し、山岩間を流れます。谷関には温泉だけでなく、今も原始的な風味を保つ吊り橋が2つあります。一つは「谷関吊橋」で、谷関で最も有名で代表的な吊り橋であり、谷関の有名なランドマークです。もう一つは谷関郵便局の近くにある「捎来吊橋」で、タイヤル族の酋長を記念して名付けられました。温泉だけでなく、この2つの有名な吊り橋も谷関を訪れる際には見逃せないスポットです。 今回は、台中駅を起点に、129県道を通って中興嶺を経由して新社（中93、中95、中95-1郷道）へ向かい、龍安橋を経て台8線谷関へ行くルートを紹介します。ルートの総長は約60km、総登攀は約1000mで、難易度は低めのルートです。最初に大三元の一つである中興嶺を通り、129県道に沿って進み、最後の3キロメートルは勾配が急で、小七が見えたら最高点に到達し、今回のルートで最も難しい部分を攻略したことになります。

その後、中93郷道を新社へ向けて下り、中95郷道に接続します。途中「白冷圳」を経由し、この区間は主に下り坂で、往来の車両が多いので、走行時は路面状況と安全に注意してください。中95郷道に接続した後、「龍安橋」を経て台八線に上がります。これで下り区間が終わり、次は谷関方面へ進みます。台八線から谷関までの区間は約23kmで、登攀345mの緩やかな坂道です。この区間は風景が美しく、白鹿吊橋や馬鞍壩などの有名な観光スポットがあります。中横の美しさを楽しむために少し休憩するのも良いでしょう。この区間には美景だけでなく美味しい食べ物もあります。途中、白冷アイスキャンディーや白冷肉まんを試すことができます。疲れたら、少し休んで涼を取りましょう。白冷アイスキャンディーは数十種類の味があり、特に「ハニーゴヨウマツ」と「クリームコーン」の味がおすすめです。前者はさわやかな草の香りと蜂蜜の甘さが絶妙で、後者は驚くほど美味しいです。白冷肉まんは自家製の甘辛ソースと相性抜群ですが、午後5時には売り切れになりやすいので、試したい方は時間に注意してください。

谷関に到着する前に、松鶴と裡冷の部落を通過します。松鶴部落には100年前のヒノキ板屋が残っています。裡冷部落はホタルや有名な裡冷林道があり、訪れる価値があります。谷関に到着したら、温泉公園で足湯を楽しみ、このサイクリングの旅を締めくくりましょう。

このルート全体を通して、中興嶺は急勾配があり、台八線から谷関までは緩やかな登り坂で、耐久力トレーニングに適したルートです。大三元や大雪山に自信がないサイクリストは、まずこのルートを試してみるのがおすすめです。ペダルの回転数を維持しながら、繰り返し練習すれば、大三元を征服するのも夢ではありません。しかし、このルートがあまりにも簡単だと感じる方は、谷関-大雪山のサイクリングに挑戦してみてください。どのルートを走るにしても、事前に十分な補給を行い、予備のタイヤ、ポンプやCO2カートリッジなどの備品を持参することが重要です。ボンショップにはサイクリングツールキットがあり、六角レンチ/十字ドライバー、パンク修理ツール、小型ポンプを一体化し、コンパクトで携帯しやすく、サイクリストのための専用装備です。パンクや調整などの問題に対応し、いつでも最高の状態でサイクリングを楽しむことができます!